冷え性とは体の他の部分は冷たさを感じない気温なのに、手や足、お腹など人によって特定の部分だけが不快な冷たさを感じることを言います。

実際に皮膚表面の温度は十分に温かくても冷えていると感じる部分と比べ、周りのほかの部位の温度が高いため温度差が出て冷えているように感じることもあります。冷え症がもとで、頭痛・めまい・のぼせ・下腹部痛・不眠症・不感症などの神経障害を起こすこともあります。下腹部の冷えにより、便秘や下痢、食欲不振になることもあります。

現代はオフィスなどの室内環境が夏冬逆転しています。

真夏は凍りそうな冷気が噴出してくる仕事場では「スキーウエアを着て仕事したい」と
仰るOLさんは患者さんのなかにも結構います。

また、女性の下着は身体を締め付けるものが多いのも身体を冷す原因になっています。
「下着はきつくありませんか？」とお尋ねすると８割以上の方は「大丈夫です」と仰いますが
ブラジャーのホックを外してもらうだけで体の動きや姿勢に変化があるのを体感していただくと
驚かれます。ガードルやもちろん何十万円もする矯正下着はそもそも締め付けるための下着です。冷え性だからと冬場にガードルを身に着け寝ていた患者さんもいましたが、締め付けることにより血液と気の流れが悪くなり代謝が落ちてますます冷えるようになるという悪循環を作ってました。

治療して体の状態が良くなってからのことですが、試しにマリリン・モンロースタイルで夜お休みになってみてください。驚くほど身体は自分で温めてくれるのを感じるはずです。

TVの広告では華やかな生理用品ですが、吸収機能は高まったのでしょうが、女性の体にとって
本当に安全安心なのか疑問に思うことがあります。

生理痛などに悩んでいる方は、一度無漂白・無蛍光・綿１００％の布ナプキンをお試しください。
家内も娘もその使用感から目から鱗と絶賛しています。体調が変わるのが実感できるそうです。

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