そもそも本当の精神疾患の患者さんはどのくらいいるのだろうか？と疑問を感じることがあります。

気の流れが回復し、身体の歪みが整い、正しい姿勢や明るい表情を取り戻した時、
「今まで悩んでいた事は何だったの？」という患者さんは少なくありません。

お医者さんに「ストレスのせいです。」と言われると、ご自身の生活を見回せばストレスとなることがたくさんあるのでつい納得しやすいのかもしれません。

しかし、ストレスをストレスと認識するためにはご自身の体調が大きな要素を占めていることを忘れてないでしょうか？

もし歯が痛い時、どんなに素晴らしい名曲を聞いても煩わしく感じるものです。

このように本来ストレスになるはずのない名曲ですら、体調が悪い時はストレスとなってしまうのです。

気の流れが回復し身体の歪みが整い正しい姿勢になると、今までストレスと思っていたことでも許容範囲に収まるようになり不思議と何も感じなくなるのです。

現代社会は刺激過剰な時代で、自律神経のバランスが崩れて、交感神経の働きが強くなりすぎた状態なのです。つまりアクセルを踏みっぱなしですから、少しブレーキを踏んでも副交感神経が働きにくい効かない状態になっているのです。この状態でいると明らかに身体がゆがんだ姿勢になってきます。

正しい姿勢になると、脳と身体の情報交換がきちんとできるようになり、自律神経のバランスも整えられ、精神的にも安定した状態になれるということなのです。